近況:本業やや忙しく、ゲームが1日0時間気味。

Wii:《マリオ》を買うのは任天堂への御祝儀

本棚に収められているWii|Photo by marion beraudias

超、超、超ビッグタイトルが来ますね。ご存知マリオです。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』が発売になりました。

Wiiって任天堂機なので、私てっきり『マリオ』はとっくにローンチで来てたと思っていたんですが(今回のマリオまでWiiを持っていなかったので全然気づいてなかったんです)、マリオこれからだったんですね。

ちなみにローンチで来ていたのはワリオ、お前か…。『おどるメイド イン ワリオ』を始め、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』『SDガンダム スカッドハンマーズ』『たまごっちのピカピカだいとーりょー!』『クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ〜』などなどがWiiのローンチタイトルだったようです。

マリオを買う。…これはもう、ファミコン時代から続く、スーパーファミコンやニンテンドー64の頃から、ずっと続けている伝統的な儀礼というか、任天堂さんのハードを新しく手に入れましたという時の「新しいハードの発売おめでとうございます。」というご祝儀で、「またお世話になります。」というご挨拶です。
なので、普通に、備品のように買うものです。「これがないとハードが動かないでしょ?」ぐらいの。

マリオなので、私はマリオ大好きですから、面白いです。大好き。ホッとするし、ワクワクする。もう作文力とか理論を立てる力とかなくなっちゃう。「マリオなので面白いです!理由はマリオだから面白いです!」になっちゃう。

ゲーム開発の技術的な話ではなくて、お茶の間プレイヤー感覚として本当に革新的な新しさを感じるかと言えば「マリオはマリオ」なんですけど、こう、「どうせ最初のムービーでピーチ姫がクッパの手下にさらわれて、あわわ〜ってなったマリオが走り出してマンマミーア!イツミ〜マーリオ!でしょ」って、分かってるんですけど、落ち着くんですよね。おばあちゃんがいつも水戸黄門観てるの見てて「どうせ印籠出して水戸黄門が勝つのに何が面白いんだろう」って思ったこともあったけど、べつに謎解きや意外性を求めているんじゃなくて「そうそう、これこれ」がいいものもあるよねって、わかります。毎日食べたこともない新しい料理を食べたいわけじゃない。日常に心のふるさとが散りばめられてるのはいいことだよね。

そんなわけで、ちょっといいことがあったのでご褒美的にWiiを買わせてもらえることになった流れで、落ち着きを求めてマリオも買わせてもらいました。むしとマリオを遊ぶにあたってWiiが不可欠になったと言うべきか。

結果的にこの数日後から、私じゃなくて「ゲームなんて」って感じだったうちの人が独占的に遊ぶことになるんですが…(笑)明け方とかに隣の部屋で音がするから何かと思ったらずっとマリオやってたわ。

余談ですが私はリモコン横持ちではなく、ヌンチャクとリモコンの二刀流で遊んでいます。せっかくWiiだからWiiみたいな遊び方しようと思って。早くに手に入れた人たちはWiiスポーツとかでWiiみたいな遊び方しすぎてもう卒業して普通に横持ちで遊んでるのかな(笑)まあ横持ちのほうが直感的に操作しやすいよね。ヌンチャクとリモコンでやると叩けないドラム叩こうとして混乱した時みたいになる。