近況:本業やや忙しく、ゲームが1日0時間気味。

MHW:ワールド、Betaテストやってきました!

MonsterHunterWorldBetaスタート画面|(c) CAPCOM

わたし(管理人)

本記事は他のゲーム系メディア向けに草稿を代筆したものをメディア閉鎖に伴って権利ごと買い戻し、自サイト用に加筆修正したものです。

発売を来月に控えた『Monster Hunter:WorldCAPCOM』のベータテストプレイがいよいよ解禁になったので、早速、ゲーム狂の女友達や、私のことより多分ゲームを愛している彼女、そして「私はゲームを買うために労働している!」と豪語する仕事仲間たちとみんなでプレイしてきました!

前情報ほぼゼロでプレイしたので、とっくに広報された内容があるかもしれませんし、そもそも発売してしまえば無用の雑感なのですが、最新作の導入を迷っている方の参考になったら嬉しいです。

MHW、期待のPS4グラフィック。

こちらがスタート画面。大画面、わくわくしますね。wiiで「モンスターハンターtri」を初めてつけた時に感じた興奮が再び…。そしてtriから9年、今度はPS4なので本当にグラフィックが凄かったです。
MonsterHunterWorldBetaスタート画面
もう皆さん公式情報でご存知だとは思うのですが、どのくらい凄かったかと言うと、リアルすぎてどれが通行可能な道か全然わからなかった(笑)
慣れの問題だと思うので不満があるわけじゃないんですが、パッと見の分かりやすさのためには記号化って大事なんだなって感じました。「道かな」と思って進むと、べつに登れない土手だったり、「土手か」と思って無視すると歩ける坂道だったり…(笑)本当、これはやっていれば絶対に慣れるし、慣れたらこのグラフィックじゃないと物足りなくなる筈なんだけど、最初は戸惑いました。とにかく美麗です。

「上手に焼けました!」


あと、こんがり肉の表面が心の底から美味しそう。今作の料理のシズル感は凄いです!「こんがり肉」という名に恥じないこんがり感は高度なグラフィックが可能なPS4ならではですね。本当に美味しそうです。…まだお目にかかれていないですが、コゲ肉も凄そうですね…。

高画質ゆえ、ザコなのに凄い迫力!

あと、リアルすぎてどれが小型か大型かわかりませんでした(笑)グラフィックに迫力がありすぎてザコが強そうに見え、その結果、小柄な大型モンスターなのか大柄な小型モンスターなのか見分けがつきませんでした。これも慣れて覚えればいいだけだから不便はないんですけど。
(ところで、クエストのターゲットモンスター以外からもタゲられると音がしてあのマークが付くんですけど、どうも今作では小型モンスターからタゲられた時も大型モンスターの時と似たような挙動をする気がしてます…。小型からもタゲマークがつくようになった?それとも、ああ見えて大型モンスターだったんですかね?)

音もなかなか…♪

PS4になったことで大画面+テレビの音響で迫力が増したのか、単純に聞きなれない曲だからなのか、精神的な効果も大きそうですが、曲がいつもより緊張感がある怖いものに聞こえました。

サウンドトラックを調べたら83曲収録されていたので視聴に一苦労だと思いますが、モンスターの名前がついていそうなタイトルやメインテーマだけでも聴くと、あなたがもし既にハンターなら興奮すると思います!


せっかくなのでちょっと音響に凝った環境で遊びたいですね。でもボイスチャットが繋がっていると(強制ではなく選択制ですが、みんなボイチャ繋いで遊べます!)マルチプレイではあんまり曲を聴きこむ余裕がないかな?

MHXと比べた操作性は?

手癖でスムースに動かせる部分とそうでない部分がありました。抜刀納刀やダッシュはこれまでの手癖がある場所を押せばできますが機能や行動が増えたので、それらを覚えるまで少し戸惑うと思います。
ブシドーやエリアルなどスタイルがなくなったようなので、これは朗報に聞こえる人と悲報に聞こえる人がいそうですね。個人的には「どっちでもいいや」って感じです。DS系なら「ユルめに遊ぼう」ってことかな?って思うし、PS系なら「それなりにハードだぞ」ってメッセージかなって思うし。良い意味でやりにくさも残ったと思います。任天堂ハードになってから実装されたチート感が若干減ったような。手応えはDSよりポータブル2〜3の頃(PSP時代)に近い感覚です。
その分、アイルーの聞き分けが良くなるとか友達モンスターとかで利便性や同じプレイスキルでの勝率は向上している可能性があるかもなので、必ずしもゲーム全体の難易度が上がったとは思いませんが、エリアルでぴょんぴょんバッタみたいに跳ねてればだいたい倒せるとか、ブシドーのタイミングさえ合えば絶対死なない無敵の子供っぽさは無くなりました。

ダメージの(数字による)可視化!

これまでもダメージのエフェクトで可視化されていたわけですが、今作はついにモンスターに与えたダメージが数字として出るようになっていました。今作からはエフェクトよりも数字でクリ距離や弱点ヒットを確認すればいいということかもしれないです。ひとまず攻略情報を見ずに弱点探しをしながら遊びたいので、これは新たに楽しそうですね!
そして…、明確な数値化によって、これまで悩まされた逆転現象がなくなるんですかね。だったら嬉しいな…。火を吹くモンスターの弱点でもなんでもない部位を安全な遠巻きから火属性の武器の先っちょでちょこちょこ殴ってる感じのハンターさんに「俺に任せて!俺がガンガン攻めるから!この武器強いから!安心して!」と豪語されながら狩りをしたり、何があっても死ねないような遠くからブレッブレの近〜中距離弾を乱雑に撃ち続けたガンナーに「俺は調合分まで全弾撃ち切った。弾残ってる奴なんなの?」と叱られたりすることも、もう減るのかな?と期待してしまいます(笑)

狩猟は本来時間がかかるのだ!

また、「リアルタイム的」な時間の概念ができました。これまでは夜のクエスト・昼のクエストが分かれていましたが景色が夕暮れに変わっていって驚きました!
野山を駆け巡る間に時間が経っているんです。従来は10分が10分としてしか感じられませんでしたが、MonsterHunterWorldでは10分の間にハンターにとっての長時間が詰め込まれているように感じられると思います。険しい未開の地を必死に進んでいるんだな…という臨場感がすごい。
MonsterHunterWorldBetaプレイ画面
相手になるモンスターが本来は数分〜数十分で狩れる存在ではないことが体感として伝わってきて、狩猟が壮大なイメージになりました。これはとてもいいですね。
そして、くどいようですがグラフィックが良いので、景色が超美麗です。昼は昼、夜は夜、刻一刻変化する環境の色に息を呑みました。

MHWで遂に来た!シームレスマップ。

シームレス(マップに境目がない状態)になったので読み込み暗転はありません。従来型の「エリア移動」という挙動がなくなりました。ただの「あっちに行った」になり、そのまま追えます。
つまり!!マップの端で戦い、被弾したら被弾の衝撃でエリア移動して回復というエリア移動を活用したチキン戦法が封じられました!(笑)P2ndGを初めてすぐの、まだモンハン入門者だった私は当時、どーーーしてもソロでヴォルガノスが倒せなくてですね、慣れるまでエリアの隅っこから冗談みたいな弾を撃っていたことがあるんです…。倒せないモンスターに慣れるためのヒヨッ子ハンターなりの苦肉の策だったんですが、あれができなくなるんだな〜。いきなりガチンコ勝負しかないのは初心者にはキツイかも?(その代わり草むらのオブジェクトに隠れたりできるようになりましたが。)
今作は、どの程度離れればモンスターは追ってこなくなるんでしょうね?逃げずに戦うようになったのでチェックしそびれてしまいました。さすがにどこまでも追ってはこないと思うので、エリア移動に相当する距離の取り方はあると思いますが…。
なんにしろ、狩りに出る緊張感が増しました。

武器の使用感は?

これは自分がこれまで使用してきた武器(私は笛・太刀・各種ボウガンです)しか取材できなかったんですが、もしかして笛が簡単になった??

笛の上手い下手を決定づけるものとして「旋律を暗記して的確なタイミングで吹けるか」という技術が不可欠な時代があった気がするんですが、今作では1音吹くと、そこから繋げられる楽譜リストが画面に表示されるようになりました。クロスやダブルクロスの時もあった機能でしたっけ?あれれ?
とにかく暗記力を問われない武器になってしまったので、この改変によって私は「ほぼすべての笛の旋律を暗譜して臨機応変に演奏し、かっこいいところを見せる!(ドヤァ〜!)」というプレイができなくなってしまったわけですね、残念(笑)
とは言え、楽譜の確認をしている間に被弾する笛吹きが結構いたのは事実なので(私も旋律を忘れるとそうなっちゃったし)、これで頭などなど危険な弱点を殴ることに誰でも集中できるってもんですね。よかったよかった!(?)

そして、グラフィックや効果音の相乗効果もあるはずですが、ボウガン、撃ってる感がハンパない!!!です。動作の重厚感と音のリアリティがスゴイんです。こんなに本物志向な音声になってくると、アイルー茶釜系の変な銃声ボウガンはどうなるんでしょうね?(笑)
銃弾は全種確認していませんが貫通弾などお馴染み系は健在でした。

グラフィックがこれまでと違うことでエフェクトの画質も従来のような記号化されたものではなくなり少しわかりにくくなったので、一目でクリ距離を測れるか不安です。これも結局慣れだと思いますが。

可愛い「オトモだち」が増えた

そしてナント今作、アイルーが小型モンスターを仲間にするんですね。予備知識なしでベータに参加したのでアイルーがモンスターと友達になったと出た時はびっくりしました。ちゃんと戦ってくれるんです。自分と同種のモンスターが相手でも。
…通りすがりの見知らぬ猫にそそのかされて同じ種に攻撃するって結構やばい気がしましたが、まあ助かります(笑)
ずっとついてくるわけではなく、途中でいなくなったので時間制なのか、そのモンスターの居たエリア付近だけなのか、どちらかだと思います。

以上、ザッとした感想でした。またプレイしてみます。

野良でのマルチプレイに関しては思うところがあったので別記事で書きますね。