片方だけ充電されないジョイコン
スイッチ購入時、我が家・我が職場はもともとゲーム人口密度が高めだったのと、長時間ガッツリ遊ぶ人が居るので充電が切れてもパッと持ち替えられるようにジョイコンをもう1セット買ったんですが、せっかく充電切れ対策を兼ねて買ったのに、なぜか片方だけ充電されない。
最初は「挿した人の不注意で接触不良だったかな?」なんて気にせずいたんですが、待てど暮らせど充電されないことが増えたので、いよいよ変だなと思って、しっかり挿して検証したところ、左側のジョイコンだけ充電無反応と判明。
困ったな。
毎日「バッテリーが少なくなっています」「充電してください」の状態。充電させてもらえるなら私も充電させて欲しいと思っているよ…。
私の彼女は、私が寝る前からスプラトゥーンをやってて、8時間後に寝て起きた私が見に行ったら、私が寝る前と同じ場所・同じ姿勢でまだ塗装を続けていた…って感じのイカなので、まあ「ぶっ通しで遊ぶのをやめなさい」っていう神様から彼女への健康ギフトかな〜とも思うし、友達が集まったときぐらいしか実害はないんですが、普通に7千円ぐらいしたので消費者としては痛いですね…。修理に出すか。
わたし
同じ日に色々買ったから他の保証書を回収しているうちにジョイコンの保証書だけキープしそびれてしまったんですね…。バカだな〜。
修理案内を見てみる
任天堂の修理のご案内のページには(2018年2月現在)「オンライン受付だと5%オフ」と書いてあるものの、いくらから5%引かれるかで財布の痛みは全然違うわけで、保証書がない状態での修理、こわい…。
- 「オンライン修理受付」をご利用いただくと、次の特典があります。
- 1.本システムを使って修理をご依頼になった場合、修理代金を 5% 割引いたします。
- 2.メールで修理品の情報などをお知らせいたします。
修理品のサービスセンター到着や、修理費用のお見積り(※)、修理完了後の発送日と送り状番号などをメールにてお知らせします。
任天堂からのお見積り連絡に対するお客様からのご回答も、ご都合のよいお時間にパソコンなどから行っていただけます。 - 3.サービスセンター到着後の受付対応が早くなります。
お申し込み時にお名前やご住所、修理依頼内容などをご登録いただきますので、任天堂に修理依頼品が到着したあとの迅速な修理受付が可能になります。 - 4.修理依頼書を書いていただく必要がありません。
お申込み完了時に印刷できる 「修理依頼票」か、お申込み完了時に表示される「修理お申込み番号」をメモ用紙に記載していただいたものを修理依頼品に同封してください。 - 修理品をお送りされる場合は必ず保証書も同封していただきますようお願いします。
保証適用について
- 任天堂・修理のご案内より、2018年2月現在。太字は当ブログによるもの。
片方だけだから買った方が安いということはさすがになさそうだから出すけど…。
恐る恐る保証書なしで修理に出す
保証期間中の修理に関するよくあるご質問にある「【修理】保証書をなくしてしまったのですが、修理はできますか?」にもハッキリと「保証書のご提示がない場合も、修理を受け付けております。ただし、保証書のご提示がない場合は、保証を適用できないため、保証期間中であっても有償修理となります。」と明示されているので、これはもう観念して修理代を払うしかないんだなと腹を決めて修理の手続き。
わたし
修理代金の見積もり連絡みたいなのが特にないまま(…と、その時は思っていたんですが、彼女が手続きしたから彼女のメールボックスに来ていたのかもしれないし、修理代が¥0の場合は本当にないのかも分からない。)イキナリ任天堂から宅急便が来たので、「ひっ、…この中に高額な請求書が?!」と恐る恐る開封したところ、元気になったジョイコンが入っていました。
修理代の請求はなく。
保証書を紛失したのに修理代無料だった理由
任天堂の修理部署から同梱されていた書面によると、ポイントは発売日でした。言われてみれば単純な話なのですが、「発売日を購入日として起算して1年未満だから保証期間内の判断」ということです。
サポートのページで回答されている「保証期間内であっても」という文言は「物証(=保証書)が無いので客観的立証は不可能だが購入者はまだ保証期間内だという主張している」という状態を指しているんだと思うんですが、発売から1年未満の最新型ゲーム機+それ専用に発売日以降リリースされた周辺機器に関しては、発売日という証拠をもって任天堂側でも「まだ購入から1年未満」という客観的判断が絶対できるわけですね。1年以上前に買えるわけ絶対ないし。
というわけで、1年以上経ったら保証書必須になるはずですし、修理内容によっては有償になる場合もあることが「【修理】保証期間中でも有償修理になることはありますか?」に明記されているので、保証書があったとしても支払いが必要になるケースもあるのでしょうが、我が家の場合は無償で修理可能な不良内容だったので、修理に出した2018年1月末現在「2017年3月3日に発売されたスイッチは発売から1年未満の商品だから購入から1年(=保証期間)経過してるわけがないですよ」ということをメーカー側でも立証してもらえたことにより、例外的に保証書がなくても保証書があるのと全く同じ状態で対応して頂けました。
わたし
そもそも保証書の機能とは
もしかすると保証書を紛失した方が検索でこのページに辿り着いて「なんで?!うちは保証書をなくしたからお金を取られたのに!不公平!」と思われるかもしれませんが、これは公平性・不公平性の問題ではなくて、保証期間内の機種であることが(保証書以外の手段で)客観的に証明されたケースの話ですから、うちのジョイコンも発売日からの起算で証明された保証期間(2018年3月2日まで)以降にまた故障したら、保証書がないので問答無用で有償修理になるはずです。
購入したのは2017年の7月下旬なので正直悔しいですが…、私が保証書をなくしちゃったからなので、これは仕方ないですね。保証を受けるために期間内であることを立証すべきなのも、本来なら立証できたはずなのも私であって、保証期間を証明できないことに関してはメーカー側の過失ではないし、保証書という物証を失った以上、サービスを受けられないのは諦めるしかない、と思っています。書類をなくす、だらしない自分への戒めにね…。
保証書はその紙自体に換金可能な価値や修理代金を含むような価値があるわけではなく、販売店による日付印などが加わることによって「この人の機械はまだ買ってからこれくらいの日数ですよ。この日付までは間違いなく新品でメーカーから出荷された状態でお店に陳列されていたんですよ。」ということを客観的に証明してくれる機能が主ですから。
わたし
「発売から1年未満の時期のうちに、無償修理をしてもらえる不良だったにもかかわらず、有償だった」ということであれば、確認をしてみてもいいかもしれませんが、(同じ充電不良だとしても原因によっては有償修理になることもあるはずですから)「そもそも有償修理になる不良だった」とか「発売1年経ってから保証書なしで修理を申し込んだ」とかはフツーに有償で当然なので、このブログを「保証書なしで無償修理してもらえたヤツがいる!」みたいな証拠には使わないでくださいね。(使おうとしても使えないと思いますが。)
以上、任天堂の対応が誠実だったので好感度アップというお話でした。
ジョイコンは無事動くようになって、なんだかんだ便利です。彼女がバッテリーをすっからかんにした直後でも私もすぐ遊べるので(笑)