お察しの通り、だんだんカイロソフト応援ブログみたいになってきましたが、もうそれでいいのかな、それがいいのかな、という気さえしてきますね。
さて…と、寿司でも握るかな…。
今年はずっとカイロソフトさんの話だけだったので、もうゲーム性の説明とか大丈夫ですよね?今回もカイロソフト性がバッチリのゲーム性です!
何を言っているんだかちっともわからない場合は過去の記事を見てみてくださいね。
というわけでして…今度はお寿司屋さんに転職いたしました。
お寿司は握るより食べるほうが好きです。がんばります!
壮大な使命を抱えた回転寿司店…
回転寿司、それは一期一会の喜びでもあり、くるくる回る走馬灯のようなそれは、一瞬の別離を永遠のものとする。取ろうかな、どうしようかな、もっといいネタが来るかもな。そう悩んでいるうちに目の前を過ぎ去り、次の席の人が皿に手を掛ける。ああっ、逃した魚は…逃した魚は…
大きい…。
そう、お寿司とは人生なのです。
この壮大な回転寿司店のストーリーが抱えた重く深い壮大な使命は、たとえば、若者の魚離れをどうにか食い止めます。
どの寿司ネタで勝ったんだったか忘れてしまいましたが、多分、ハンバーグ握りかなんかだったんじゃないでしょうか。うちのハンバーグで若者の魚離れに歯止めがかかって本当によかったです。
若者の魚離れを食い止めるような公益性がなくとも、時には一般企業の社内寿司コンクールにも出場します。
他の寿司店が繰り出してきた生ビールが優勝しました。
他の食文化を重んじる私は、アボカドハンバーガーなるものを食べた時にいたく感動した次第です。「これはいける!」そう確信して、寿司を握る手にいつもより魂が込もりましたね。
アボカドが微妙に間違った名前で呼ばれながら、酷評されました。寿司史に残る一握りだと思ったのですが、遺憾です。
このように一人前の寿司職人になるということは、本当に険しい人生そのものなのです。
過酷な運命を共にする仲間の板前
たった一貫の寿司を握る、それはとても孤独なことです。ひとりの自分、ひとつの寿司、孤独な対峙です。でも、お寿司をよく見てみましょう。そこには無数のお米が一致団結しているのです。シャリ、それは団結の証。
なんと、寿司職人は孤独ではなかったのです。最初はたったひとりのアルバイトから始まったこの店にも、幾多の試練を共に乗り越え、寿司力を研鑽する仲間が…。
早速紹介したいと思います。
魚アレルギーの職人・飯山にぎ朗さん!!!!!
※真面目な話、アレルギーというのは本当に深刻なものですし、ゲームとは言えどうしても健康面が不安で落ち着かないので、雇用は見送りました…。
得意料理はフランス料理・寿いちろうさん!!!
ダイナマイトの事ならお任せあれ・寿司すきおさん!!!
それから、最初に仲間に加わってくれた専門の寿司職人がいます。彼は一人前の寿司職人として、目利きとしても大活躍してくれています。
劣悪なあまえびを選んでしまった目利き・のり巻たらばさん!!!
立ち直りの速さは見習いたいですね。
良い経営には敏腕なアドバイザーが必要です。忘れてはいけないのが、秘書。「良い秘書は十億円のマグロにも勝る」というのはこの回転レーンに昔から伝わることわざです。
現に、資金難を救われたことがありました。
実家でカキの養殖で稼いだへそくりで店の窮地を救った、江戸前みなこ秘書!!!!
いかがでしたか、錚々たる顔ぶれ。皆、生まれながらに寿司を握る運命を背負ったような逸材ばかりでしたね。
おっと、大切な板前を紹介しわすれていました。うちの店で誰よりも早く修行を始めたアルバイトくんだ。
オレンジジュースを料理中。
「道がない…」
こうして仲間たちと盛り上げた店で、今日も寿司を握る。これ以上の人生が寿司職人として存在するのだろうか。たったひとりのアルバイトがオレンジジュースやサラダ軍艦で切り盛りしていた頃は小さな四角いレーンが一つだったこの店も、すっかり立派になったものです。
ところでこのゲームをしていると画面のどこかから誰かが「道がない…」と、困ったように語りかけてくることがあります。これは人ではなく〈施設〉の声です…。
この場合、奥の角に追いやられた〈さかな資料館〉(=本棚やホワイトボードがあるところ)の周りに他の建築物を置きすぎたせいで(向かって左の〈おもちゃ売場〉と向かって右の〈ヤシの木〉に加えて、手前の回転レーンの角と奥の壁によって〈さかな資料館〉は4面を塞がれている)誰にも来てもらえなくなってしまった施設の悲鳴というわけです。
なので、
…で、ここに辿り着いた人は、とりあえずこの悲痛な叫びを上げている施設か何かの場所を変えるか、周りの塞いでいるものを取り除いてみましょう。
無一文になるまで食べても店内でおろして頂けます(ATM設置のお知らせ)
経営の途中で、店内ATMを設置できるようになりました。これは手持ちの予算を使い切ってお寿司を食べた人が、素敵なお寿司と出会い、もっともっと食べたくなった時にすぐ貯金を崩せるように設置してあります。
このホスピタリティー。寿司屋にもイノベーションが必要です。
涙の別れもある
仲間との出会いもあれば、別れもある。それはまるで回転寿司レーンを通り過ぎていくお皿のように、すれ違う。
寿司屋にも止むに止まれぬ事情で職人を解雇しなければならない時があるのです。しかし辞めたくないのは誰でも一緒。
ここは一人一人の言い分を聞いてみましょう。
カリフォルニア二郎 職人「家のローンがあと30年あります」
寿いちろう 職人「ふふふ、わたしを切れるかな…」
北川ももえ 職人「いやいや、他の人こそ…」
磯貝あきな 職人「わたしはこれから伸び盛りです」
のり巻たらば 職人「まだ輝けると思うんです」
犬塚ポニー 職人「わたしの貯金は3000円ですよ?」
なるほど。
人には人の数だけ理由がある。全員がそれぞれ譲れないものを持っていることが分かりました…。ならば仕方ありません、第一印象だけで決めます…。
…「いやいや、他の人こそ…」と、ライバルを下げ、生き残ろうとした北川さん…。あなたに辞めて頂きましょう…。
他の人ではない、あなたに。
ええええええーーーーーーーーーーーッ!!!!そういうリアクションなの!? 潔すぎない!?
なんか…「他の人こそ」とか言って、不誠実なフリしてたのに、根はマジメだったことを、ここで見せてくるなんて…。あれはもしかして、他の人を辞めさせないために、自分だけ軽薄なことを言って…囮に…?
北川さん…あなた…。
北川さん!!!!!!
店は隆盛を極めた
その後、〈天下一カイロ杯〉では、一振り辰夫氏考案の、あまえびの力を信じた正統派の寿司に敗れ苦戦を強いられましたが、回数を重ねて無事に勝利…。
以後、店は名店として隆盛を極めました。
これは29年目の9月の写真です。
29年目当時は平凡だった座席も、40年目を迎えた時には王族のような気品溢れる椅子を導入する事ができました。キャッシュも5000万円近くに…。
かつて、秘書が実家でカキの養殖で稼いだへそくりにより屋台骨を支えられた小さな店は今、たった二貫の寿司に22万5000円の開発費を投じ、〈キャビア〉と〈カニの爪〉を添えた〈まつたけ〉の巻き寿司を作れるまでに成長したのでした。
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