これまで鳴かず飛ばずの漫画家として生きてきましたが、この度、ゲームクリエイターとして再出発することになりました。
新しい職場はとてもホワイト企業で、にんてんどーすいっちという機械の中にあるみたいです。やったー!
…先般、何の気なしにNintendoSwitchのストアを見ていたら箱庭・シミュレーション好きのわたくし、興味深いゲームを発見してしまいました…。
な、なんだこれは…。今時このドット絵…なぜこんな最新機種に味わい深い作風のゲームが…!?と思いつつ、気付いた時にはもう買っていた…。
カイロソフトの作品に関しては今後も「気付いたら買ってた」が頻発します。仕方ないですよね、面白いから。
設定のセンス(笑)
ゲーム開発をするにあたって、開発チームメンバーが必要です。新規雇用メニューを選ぶと志望者情報にアクセスできるのですが…。
米国ハルバード大学を主席で卒業した秀才・ビルゲイ子さん(笑)
名前にネタ性はないけれど、マサチュ…マチューセッツ農業大学(笑)を卒業している宮村さん!…MITではなくMIAだった。
そして秘書・秘山ひしょ子さん!!!秘書になるべくして生まれてきたような名前が割り振られている…!この分かりやすさ、いいですね。すぐ秘書ってわかる。
ちなみに作中に登場するゲームハードも、〈雨天堂 ゲームボーヤ〉という秀逸な分かりやすさ(笑)ゲームボーヤ…英訳するとちゃんとGAME BOYのまま(笑)
開発チーム、省エネ気味(笑)
初期は〈パソコンゲーム〉からの開発になります。この段階で開発できるジャンルもかなり限られているので、〈テーブルゲーム〉×〈埋蔵金〉みたいな組み合わせに。大掛かりなアクションやRPGを作れるパワーを手に入れるのはまだまだ先になりそうです。
さて、いざ開発の段ですが、チームの人の口ぶりが省エネでした(笑)
「まあ、こんなもんかな。」
「あちゃー…」
不安になるよ?!永下さん!!何が「あちゃー…」なの!?何をやっちゃったの!?グラフィックアップっていうことは、絵になにかやったらマズめの加筆修正しちゃった感じ!?胃が痛いんですけどー!!!!?
…とまあ、省エネ感溢れた部分もありつつ(笑)だったんですが、エネルギー切の時に「つかれた」が言いやすい環境は良いですね。
でも省エネ運転だったり、「つかれた」の申告以外にもアクションが起きるんです。なんか調子いい日は激アツなオーラ出してたり。
作品が世に出る
こうしてチーム一丸となって作ったゲームは、世に出されます。そしてゲーム雑誌でレビューをもらうことも。
アイデアは悪くないが…
悪くはないが良くもない
ちょっと期待はずれ
こりゃつまらん
次があったら頑張れ
ゴミ箱にダンク
うーん…技術不足
一般人にはオススメできない
世に出さないでほしい
ゲーム雑誌レビュー|カイロソフト「ゲーム発展国++」作中
…以上は私が浴びたレビューの一例です…。
はは…。
…。
ゲームショウ的なイベントへの出展もできます。
それから、人気が上がってくると、なんと!
ご覧のようにプレイヤーの皆さんが行列を作ってくれることも!うおおお、ドラクエ作っちまったような気分だよ!社会現象だよ!
あとですね、新作をリリースするとしばらくしてファンレターをもらえることがあるんですが、これを読むのが結構楽しみだったりします。「励みになります」みたいなピュアな理由じゃなくて、このゲームの場合は、単に面白いから(笑)
もらった中で一番気に入っているのはコレです。
佐藤さん、弊社のゲームでシミュレーションしすぎ!危ないよ!
会社も育ってく
ゲームを進めていくと会社も大きなところにお引っ越しになります。元の規模のままでも十分に楽しかったんですが、規模が大きくなることで出世の達成感を手軽に味わえていいですね…。現実世界では何も上昇していませんが。ウッ…。
超うらやましかった案件
この、キャラデザして3000万円っていう案件がものすごく羨ましかったです!!!したいよ!3000万円のキャラデザ!!!
うわーん、夢あるなぁ〜!さすがゲームだよ。大好き!!
後に知ったことですが、アプリ版もあったようです。スイッチだとゲームタイトルをつける時の文字入力が大変なので、スマホアプリで購入すればよかったかなとちょっと後悔。
ただ、プラットフォームのチョイスを間違えたかなというだけであって、ゲーム自体は100点満点超です!
ゲーム発展国++
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