(2017年4月)PCでもプレイできるようになったようです。:『BAYONETTA』PC版 がSteamでリリース!|プラチナゲームズ公式ブログ
友人が制作に携わっているので、最初は応援とご祝儀のつもりで購入した『BAYONETTA』…そもそも友人に勧められた時に「好きそうな気がするから気が向いたらどうぞ」的な勧められ方をされていて、もう、好きになることがバレていたわけですね…。
レビューをするからにはクドクド色々書きたいし、購入を検討している人のためにも詳細を書きたいのだが、私から言えることは、「素晴らしい」以外何も無い…。ネタバレ寸前くらい書きたいことは山ほどあるけれど、恋は全部自分でしたほうがいい。
会ってみれば分かる。ベヨネッタさんがどれだけ素晴らしい魔女か。キャラクターデザインが先ず秀逸。敵のデザインも素晴らしい。取り急ぎノーマルモードでクリア。仕事が終わってから夜更かししてプレイ、(期間にして)2日で終わった。所々丁寧に、所々大雑把にプレイして(時間にして)20時間以内に終わる感じ。
ノーダメージにこだわらない人が脇目も振らず精度を捨ててやれば10時間強で終わるんじゃないか?という手応え。
…なんて書くとアッサリ目のゲームだと思われてしまうかもしれないですが、遣り込む部分、アクション・移動の美しさは追求はせず、とにかくエンディングを見るために一週目を駆け抜けただけなので、本来、初見や2周目が1日2日や10時間20時間で終わるゲームではないぞ!
本当はまだまだ遊べる。
そもそもこれはベヨネッタをいかに強く華麗に美しく美麗にスマートに勝たせるかというベヨネッタさんの沽券を預かったゲームなので(※個人の感想です)ちゃんとやると結構かかるんです。だって、負けるベヨネッタさんなんてベヨネッタさんらしくないし。あんなに高飛車なんだから圧倒的に強い魔女でいさせてあげたい。という感情的な理由もさることながら、普通に被ダメージでクリア時の評価落ちるので、ちゃんとクリアするなら結構集中しないと、よっぽど上手い人以外は評価下がりまくります。一度食らってしまうとリズムも乱れてしまうし。
初見コンプは最初から諦めていたけど、最終的に「そこそこやったな」っていう感じの成績を残すには最低2周することになるし、私のようなユルいゲーマーの場合は2〜3回でゴールドかプラチナになれば万々歳です。
とは言えとは言え、時間がなかったので駆け足でしたし、ゴリ押しで不細工に勝ち進んでいった感じだけど、それでも物凄くスタイリッシュに見えるのだから、やっぱりベヨネッタというゲームはかっこいいのだな〜と感心。
QTE(ボタンの早押しゲームやレバガチャ忍耐戦みたいになるやつ。画面に表示されたボタンを指示通りに操作しないとダメになっちゃう)がちょっと多い気がしたのと、ミニゲームっぽい要素というか、なんかこれ世界観と違う感じがするなっていう遊び方に馴染めなかった(私個人はバイク大好きですが、ベヨネッタがバイクに乗ってるのはなんか、なんかしっくりこないというか、ゲームの中でのバイクの挙動がベヨネッタの性格でしそうな運転っぽくないというか…そういうのも苦になってしまって)というのはありつつも、本筋は楽しめました。
ストーリーやムービーはカナリ注意深く見た上で情報を整理していかないと何が起きたのか、どういう理屈でそれぞれが動いているのか、基本情報からしてよく分からなくなってしまうことがあって、私はネットで結構ストーリー情報を補完しました。何かしながらストーリーにのめり込むのはちょっと難しいかもしれないですね…。あのストーリー初見で(完璧に、製作首脳陣と同レベルに)理解できた人どれくらい居るのかな?
私は補完してから「すげー!」ってなったんだけど、補完するまでグッと来るポイントをかなり掴み損ねていました。だとしてもベヨネッタさんが好きだったら周回するので、そのうち補完されていくからいいんですけど、1周だけの人でなおかつストーリー重視だと、遊び方によっては「何も残らない」というストーリーの感想になるおそれもあると言えばある…。
ゲーム初心者向けのベリーイージーモード、イージーモードもあって、アクションがまったくの初めて、という人でも充分楽しめます。
モンハンで動けるくらいの人は(上位ならソロで余裕、G級も集中すればまあ平気って感じなら)ノーマルも安定してクリアできるはずだし、ハードでも楽しいと思いますよ!オンライン要素前提のゲームも目立つ今、オフラインのみでとことん楽しめるオススメの1本。プラチナゲームズさんに感謝です。
音楽については別記事で触れたいと思います。