近況:本業やや忙しく、ゲームが1日0時間気味。

3DS:《どうぶつの森》を、とび出しそうになったが堪えた。

うちの“クズだらけ村”の風景(とびだせどうぶつの森)

友人がみんなやっていたので、『とびだせ どうぶつの森』を買ってみました。シリーズ初プレイなので、凄く好きなゲームになるかは不明です。あと私は『どぶ森』で略していますが、もしかすると『どう森』のほうが主流かもしれないと、みんなで話している時に気づきました。今作に限ったら『とび森』って呼び方もあるのですね。なるほど。

少し触ってみた感想は「かわいらしいな~」だけ(笑)キャラクターの造形はそんなに好みじゃないけど、全体的にかわいらしい空気感。自由度が高いと嬉しいんだけど、どうだろう。とにかくやってみようと思います。

あそうだ、初期段階、名前を決める画面で、名前の入力後に「かわいい」=女らしい/「かっこいい」=男らしい…で性別の振り分けがあったのはドン引きした。保守派の発想みたいというか…。”かわいさ=女らしさ”とか”かっこよさ=男らしさ”みたいな、堂々とこんな目立つタイミングで使うんだね。現実的な不快感に出くわして、一瞬いっきに醒めちゃった。
「女の子が可愛いといいな」とか「男の子はかっこいいといいな」みたいなファッション的または恋愛的みたいな限定的な趣味の範囲でそういう価値観があること自体は特に問題視していないし、例えば期待していたキャラデザがかっこよくなくてガッカリ!みたいな視覚的趣味の個人の感想についてはなんとも思わないんですが、それを一般化させてオフィシャルな選択肢において、「ふつうはこう」っていうのを押し付けられるとゲゲゲーってなります。

まあでも、そんなこと(と言い捨てたくはないが…)でつまづいてたらこの先プレイできないので、以降その点はあまり気にかけず引き続きプレイしてみようと思います。年末までバタバタしてるんですが、短い時間ちょこちょこ触るだけでも(一応は)良さそうなので、手元が空いた時に進めるつもりです。…が!

これ、夜中は村が機能してないんだね。どこのお店も今は営業時間外みたいです。24時間いつでも同条件で遊べるっていうゲームに慣れているせいで、こういう縛りは昼夜逆転人間には辛いなあ…。時計をいじれば朝にできるみたいだけど、そういうのやりたくないしな。うーん…。まあいいや、とにかく暫くお付き合いしてみようと思ってます。


村長である私

後日談だよ…。(2012/11/24追記)

しばくぞ!!!!!!!!!!

少し前にショックなことが起きました…。
私の大好きなお友達から貰った果樹を植えておいた果樹園に動物が引っ越してきたのです…。なんの前触れもなく私の作った果樹園は伐採されて『引越し予定地』となっていました…。ショック…。本当にショック…。

独りで黙々と箱庭を作るだけのゲームならともかく、(それでも前触れ無しはどうかと思うけど…。)交流しながら進めるゲームで、贈り物をし合う要素もあるのに、貰ったものを大事に植えても呆気なく無駄になるなんて…。もう私が貰った果物の木はどこにもありません…。ひどい…。なにこの仕様…。
任天堂のハードだし、家庭用・子供用の良さである生易しさというか、プレイヤーへの優しさがもっとあると思ってたのに、貰った物を大事にしても何が起きるか分からないゲームだったなんて…。

思い通りにプレイしたい気持ちが強い以上、なりゆきでいいやと思っているわけではない以上、ノーミス進行ができるように事前に調べておかなかった私の落ち度だけど、それにしても不意打ちだったので心底ショックだった…。自分で採った果実を植えたならこんなにショックじゃないけど、友達から貰ったのに…。
そんな、何を大事にしても急に無駄になるんだったら、もう、そういうことなら私ももうむちゃくちゃなやり方するぞ…。くそー…。

うちの“なか村”の風景(とびだせどうぶつの森)腹いせ。
(私が大事に大事に育てていた果樹園を潰して引っ越してくる新しい動物の家の前にオリジナルデザインの敷石をして佇む陰湿な村長…。)
(陰湿には変わりないですが、生身の人が操作するキャラクターの家ではありません。)

…こんな大人げないことして気が晴れたかと言うと、全然…。虚しくなったし、むしろ罪悪感のほうが強いし、何も戻ってこないし、不可逆な現状について、自分のしてるバカなことについて、単調に悲しい…。何も帰っては来ないのだ…。
今日も、明日からも、この伐採された果樹園の中に佇む家と、私のやったおかしな腹いせを見ながらこの村で暮らすのが辛い…。

出て行けと言ったところで、追い出したところで何が帰ってくるでもなしに…。ああ…。
………。


村長である私

後々日談だよ…。(2012/11/28追記)

数日前の果樹園伐採事件に対するの本音をごまかしながら、私はこのゲームが好きなんだ、楽しいんだ、と言い聞かせながら、自分に嘘を吐きながら必死に続けた、”なか村”(私の村の名前)の運営でしたが…、もうごまかせない…。私はすっかりやさぐれてしまいました。本当にもうやりたくない…。どうしても嫌な出来事と折り合いつけて暮らさなきゃいけない現実じゃあるまいし、ゲームの世界でまで嫌な思いで引きずって暮らしたくないので、やめました。

が、ゲームごとやめてしまうのも気が退けたし、嫌なことはあったものの、遊び尽くせたわけでもないまま「残念なことがあったゲーム」という記憶を残したくなかったので、(私はゲームが大好きなので、愛せるものなら愛したい。)もう一度村を作り直して、やり直すことに。これまで遊びにきてくれたみんながくれたものとかもたくさんあるし、情も移ってたから凄く名残惜しかったし、果樹園を伐採されたことでショックを受けた私が村ごと消してしまうって、本末転倒というか、同じサイドに落ちた感があって、後味が悪い決断だったんだけど、嫌々やるよりも、やり直してでも遊び尽くしたほうがゲームに対してせめて誠実だろうと思って、やり直すことにした次第です…。

うちの“クズだらけ村”の風景(とびだせどうぶつの森)まだ、でも、ちょっと、結構、心が重い…。

でもやらないで終わりにするよりいいだろう…。私はこのゲームで遊ぶんだ…。なるべく楽しく、なるべく前向きに、遊びたいんだ…。やり直すんだ、私は。遂に。逡巡しましたが、遂に。遂に、新たな村づくりへ。またお世話になります、別の世界のたぬきハウジングさん…。

新しい村の名前は、やぶれかぶれな気持ちでつけてしまいました。”なか村”でもう一度やろうかと思ったけど、記憶の上書きしたくないな…と思い、まったくの別名に。

どうぶつの森 ポケットキャンプ

どうぶつの森 ポケットキャンプ

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